古民家再築工事

今回は古民家再築工事の現場を紹介します。
明治に建てられた古民家の「大屋根」の全面改修です。

本来丸太で地棟、登り等を使い作業を進めるのですが、色々な問題をクリアする為に角材を使うことに決定しました。

丸太と角材、墨付け段階での違いは有りません。同じ理論で考えれば問題はない。
しかし丸太だと差しがねなどの「当て方」がまるっきり違ってきますね。
角材は楽です。

それよりも取合い工事がむつかしい!

肝は、残した古民家の採寸と強度を出す為の材料の使い方。
方向や位置付け等を木割りや設計段階でシッカリ決めておく事も大切ですな~

伝統工法と古民家を知り尽くした職人技です。

この先が「移築再生事業」につながると思います。

しかし先人の知恵(日本建築)は素晴らしい!!

 

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